防災訓練の一環として、パッククッキングでごはんと味噌汁作りをしました。

『パッククッキング』とは、耐熱性のポリ袋に食材を入れ、袋のまま鍋で湯煎調理する方法です。
加熱に使った水や鍋が汚れず再利用でき、袋に入ったまま食べれば食器を汚さずにすむので、災害時には貴重な水を節約できます。

子ども達は、袋に入れて湯煎するだけでごはんと味噌汁ができることに「えー⁉」と半信半疑な様子でしたが、出来上がったものを試食すると「ごはんもちもちしておいしいよ。」「味噌汁もおいしい！」「地震のときも大丈夫だね。」「おかわりある？」とおいしそうに食べていました。

災害時は、子どもも不安やストレスを感じやすくなります。普段から食べ慣れている食事はストレスの軽減に役立つと言われていますので、子どもの好きなもの、食べ慣れたものを備蓄したり、パッククッキングで温かい手作りの食事ができるように、水やカセットコンロと一緒に耐熱性のポリ袋を備えておくのもおすすめです。

耐熱性のポリ袋（耐熱性高密度ポリエチレン袋）は100円ショップなどで手軽に手に入りますし、パッククッキングのやり方やレシピはインターネット上で公開されています。いざという時のためにチェックしてみてはいかがでしょうか。